第16回アラスカキャンプ 中間報告

現地時間27日14:00現在、
一行は、タルキートナの国立公園管理局にいるそうです。

天候は【雪】で、気温は平年並みか、少し暖かいくらいだそうです。

残念ながらこの雪模様は、しばらく回復が見込めないため、山岳ガイドとも協議した結果、目的地を「ルース氷河」から「マタヌスカ氷河」に変更することにしたそうです。

マタヌスカ氷河は、ルース氷河のような「雪と氷の無機質な自然」と、見渡す限りのトウヒが続く「やさしい森の自然」とが同時に体験できる場所です。

キャンプ地には、ルース氷河同様に山小屋があります。そこをベースにして、森へスキートレッキングに出かけたり、氷河でアイスクライミングを体験したり、もちろん夜にはオーロラを待ったりして過ごすことになる見込みです。
またここでは、北米最大級の陸上野生動物であるムース(へらじか)との出会いも大いに期待できます。

マタヌスカ氷河で過ごした後は、「犬ぞり体験」を行うことを考えているそうです。

音もなく雪原を滑る犬ぞりは、エンジンの付いた乗り物では決して体験できないような、人と自然が一体となるような感覚を経験できるかも知れません。また運が良ければ、立木をビーバーがかじった跡や、オオカミの足あとなどにも、犬ぞりの途中で出会える可能性があります。

今のところ、体調を崩す人もなく全員元気で、これからの体験への期待に胸を膨らませている、とのことです。

準備が整い次第、マタヌスカ氷河へ向けて、本日(現地:27日)中に出発する予定です。